実績紹介Performance
1979年10月 | 改革開放後直ぐに「日本交通公社訪中代表団」の一員として中国初訪問。 ・文化大革命終息後間もない中国の現実を上海、杭州で視察。特に毛沢東支持の旧守派と改革開放派の国民同士のいざこざが町のあちこちで起こり、解放軍の兵士が銃を携え町中を警備巡回する姿を目の当たりにし、あまりの別世界に驚く。視察は自由はなく、共同農場の成功談が組み込まれるなど。 |
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1990年4月 | アメリカ西海岸主要都市、ロサンゼルス・サンフランシスコ・シアトル・ポートランド・ハワイでバブル最盛期の日本企業の投資事情視察。 |
1990年8月 | マレーシアの首都クアラルンプールの不動産投資事情視察。 |
1991年3月 | 中国主要都市、北京・大連・南京・上海・広州、青島の日本企業投資事情視察。特に解放前の化学工場などが立ち並ぶうらぶれた町との印象を強く受ける。 |
1991年4月~1994年3月 | 大手都市銀行 中国福建省 福州駐在員事務所長として赴任。 ・上記事務所長兼務にて、日中合弁 福建国際リース有限公司 取締役副社長。日中合弁企業の日本側代表として経営に参画。(総経理は中国側) ・中国リース会社経営中、合弁運営の様々な困難直面の中、中国電信電話局等地場系、外資系企業優良顧客100社余り開拓、3,000万ドル(33億円)の融資を行う。 |
1994年4月~2002年2月 | 大手都市銀行総合研究所 国際業務部上席主任コンサルタント(中国、香港、台湾担当) ・中国コンサルタントとして、100社余り日本企業の中国進出、会社設立、市場調査、製品・資材輸入、人事、労務、財務、法務及びトラブル相談等行う。 香港の法人設立、シンガポールの法人設立も行う。 この間約50回、中国全域出張。 進出地の選定、中国企業との合弁交渉等を行い、自ら通訳も担当。 |
1996年10月 | 顧客の希望に基づき香港に同行、現地弁護士との通訳も行い同社香港法人設立。 ・顧客の希望に基づきシンガポールに同行、現地弁護士との通訳も行い同社シンガポール法人設立。 |
1997年9月 | 香港のイギリスから中国へ返還の歴史的瞬間の香港を視察レポート作成。 |
1997年10月 | 台湾投資ガイド編纂のため、台湾を北から南まで全ての主要都市を視察。 自ら直接台湾に政府機関、企業家にインタビューも行い、完成・出版。主要都市の台北、基隆、台中、台南、嘉義、花蓮、台東、高雄全て訪問。 |
2002年9月~2004年8月 | 世界10位、日本トップの神戸本社の医療機器・試薬メーカー入社。中国統括拠点上海現地法人の総経理助理として60社の代理店、6事務所を通して中国事業を推進。中国進出の数少ない成功事例の企業で成功の秘訣を習得。 |
2004年9月~2008年4月 | 本社新潟県燕市の金属加工大手入社。 ・中国工場立上総責任者中国部部長、兼務で中国現地法人副社長就任(アップルiPOD筐体等金属加工、従業員1000人、年商250億円) ・総投資額2,500万ドル(資本金1,000万)の中国工場立上プロジェクト責任者部長。 ・社長直轄の中国プロジェクトをリード、政府交渉、許認可申請(定款FS等作成),23,000㎡の工場建設管理を行い、中国江蘇省昆山市に外資100%の法人設立。 ・実質最高責任者(総経理は技術者で生産担当)として、1,000人の工場の組織体制確立。人事・行政・資材・財務・総務・通関・倉庫・生産管理・工務等部門構築確立、幹部・労働者1,000人の採用完遂。 ・実質立上2年目に月次ベースで黒字化を実現、以後黒字化の定着の基礎構築 ・人事労務管理に注力、従業員就業規則、賞罰規則、出退勤規則など管理規則を制定管理、1000人企業の順調運営軌道化。 ・財務は本社との月次連結決算体制を確立。監査法人デロイトから上海地区で最も優秀な財務体制企業との評価を得る。 |
2008年4月~2012年10月 | 本社名古屋の金属表面処理大手入社、中国工場、K社との外資100%企業、立上げ責任者部長に就任、兼務で建設機械最大手との合弁企業の中国現法人取締役社長就任(日本・アメリカ等14工場、従業員1,000人)(建設機械部品製造、金属表面処理、総投資30億円) ・施主側代表としてショベルカー基幹部品のピストンロッドの金属加工、表面処理工場10,000㎡の設計、施工の全てに関与し工場建設完遂。 ・市政府との投資協議、とK社との合弁交渉、FS定款、投資協議書の作成を完遂 ・人事統括責任者 :人材採用、人事評価制度の制定 ・財務統括責任者 :資金繰り管理、給与制度の制定、月次決算・本決算の作成、銀行選定、会計事務所選定他 ・総務統括責任者 :警備会社の選定、食堂運営体制の確立、従業員宿舎及び送迎バス体制確立 ・輸出入管理統括責任者 :輸出入制度及び体制の確立 ・日本への研修制度確立、など立ち上げ体制の構築を完遂。 ・優秀幹部候補生の採用、育成 :最難関山東大学等の成績優秀な新卒学生、大学院生を採用。会社基幹幹部に育成。 ・建設機械最大手グループ企業定例開催の総経理(=社長)会議に参加。人事規定及び給与統一施策等K社が推進する各種政策を社内で反映させる。 ・開発区、環境局、税務局、税関など重要な政府部門との親密な関係構築に注力。ネイティブ並み中国語を駆使し開発区主任等トップとのホットライン構築。 |
2012年10月~2013年8月 | 中国洗剤大手メーカーの30億円の設備投資案件の受注を目指す日本ボトリング最大手企業のコンサルタントとして、相互交流のセッティング、質疑応答の翻訳・通訳も担当に受注間際までアドバイスを重ねる。残念ながら日中関係の悪化により受注はならず。 |
講演の実績
日立製作所大学校 | 中国赴任者事前研修対象者50人に対し、連続8回講義「中国赴任者事前研修」 |
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各地商工会議所での講演 | 佐賀県商工会議所 「中国投資ビジネス指南」 石川県商工会議所 「中国投資ビジネス指南」 埼玉県商工会議所 「中国投資ビジネス指南」 高知県商工会議所 「中国投資ビジネス指南」 彦根商工会議所 「中国投資ビジネス指南」 など各地商工会議所での中国ビジネスセミナー講演 |
あさひ銀行 | 中国投資は何故難しいか講演 |
KMタクシー | 「中国人との接し方」 |
昭和電工 | 「中国投資ビジネス指南」 |
日産ディーゼル工業 | 「中国投資ビジネス指南」 |
執筆の実績
台湾投資ガイド | あさひ銀総合研究所出版 |
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中国投資は何故難しいか | あさひ銀総合研究所出版 |
中国投資のポイント | あさひ銀総合研究所出版 |
中国ビジネス指南 | 中国市場で成功するための条件 海外職業訓練協会出版 |
中国での人づくり | 海外職業訓練協会出版(共著) |
【中国進出支援の実績】
メッキによる金属表面処理企業の中国進出 | 環境汚染業種であるメッキ業の中国進出は極めて難しい。そうした中、建設機械最大手のK社へ主要部品ピストンロッドを納入するM社はK社の求めに応じて中国進出することにした。しかし最大のネックは環境汚染の代表業種であるメッキ工程をメインとする工場であることであった。当時メッキ業種の承認を受けた進出はほとんどなく極めて難しいプロジェクトであった。当社はこうした難しい案件を実現させる委託を受けた。早速着手し地元政府の責任者との度重なる会談を通じて日本技術の優秀さを理解させ、更に日本への視察のセッティングを通してのダメ押し、100%循環型技術の導入など中国側要求への対応などをリードし進出を成功に導いた。 |
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中国進出新工場を日本人工場長1人で運営するため現地採用技術者に日本語習得させる | 中国に初めて進出したK社は新工場の運営を、通常のやり方である日本人技術者を大量に送り込む方式を採らず、先ず進出した地元の技術競技会での優勝者など優秀な技術者を採用し、彼らに日本語を習得させ、その上で日本の本社工場で実技研修を受けさせる方式を採ることにした。当社は優秀な技術者の採用から、日本語習得まで全てをリードし、彼らに地元の日本語学校に通わせ徹底した教育を受けさせ、半年で日本語2級、3級を取得させ会社の目論見通り日本での技術研修を経て日本人工場長1名で100人の工場の運営体制成立に成功した。 |
ラッキョウ、ニンニクの甘酢漬けメーカーへの中国の委託加工先の調査開拓 | 栃木県のラッキョウ、ニンニクの甘酢漬けメーカーのT社は、加工コスト削減及び材料の産地開拓を目指し、当社に産地の調査、委託加工先の発掘を委託した。 当社ではまず中国のラッキョウ、ニンニクの生産地を調べ、地元政府、企業との事前連絡、を経て日本のメーカーの社長とともに中国現地へ飛びFS調査を行った。その結果、品質も日本の要求にかなうものを製造できると判断し、委託加工することになった。 |
中国に初めて進出した日本企業の新工場建設のトータルプランナー | 中国に初めて進出したK社は1万㎡の鉄骨工場を中国山東省で建設することになった。当社はその建設業者の選定から建設管理までのアドバイザーとしてこのプロジェクトに参画した。そこでまずK社の設計部門責任者と建設子会社の1級建築士とともに中国現地へ出張し、当社が推薦する設計会社、建設工事管理会社とのミーティング、プレゼンテーションを行った。この2社は当社が過去に建設工事を委託し、その実績から最も信頼できると自信をもって推薦できる中国企業であった。K社としては当社の推薦企業のみでなく中国で超一流と言われている設計会社との面談も希望したため中国設計会社ではNO1と言われている第一設計院を紹介、そこでも同様にプレゼンなど行った。結局2つの設計会社から見積もりを採ることになり、その見積もりの結果、当社の紹介設計院は第一設計院の3分の1の価格を提示し、K社は設計会社を当社の紹介会社に決定した。また当社の紹介した建設管理会社への建設工事管理の委託も決定した。次に工事をするゼネコン、鉄骨工事会社、電気給排水工事会社の選定に入った。選定方法は3つの工事いずれも3社から見積もりを取り入札により決定することとした。入札方式は建設工事会社が入札書を作り、その書式は設計書に基づき各工事箇所ごとに使用する鉄骨など部材の量、面積、単価、工事人の数などを同じ書式のなかに明記させ、比較が明確にできるようにした。もちろん選定した3社は工事実績など実力を確認した優秀な会社を選定した上での入札であった。入札を取りまとめた建設管理会社から見積もり比較、意見が示され最終判断は日本企業にて行った。意見とは安くても悪かろうではだめだし、後で追加工事で再見積もりされたら、最安値で発注した意味がなくなるリスクを判定に加えたものであった。こうして決まった工事からは建設工事会社の建築技術者が工事期間の約10か月、毎日朝から晩まで工事現場に張り付き工事進捗の写真も毎日とり、工事に進捗を日報としてK社に提出した。当社はその日報を1日も欠かさず翻訳しK社にメールでお送りした。毎月K社から出張で来る建設責任者、日本人1級建築士の現場検査にも通訳として立ち会い、工事やり直し箇所は指摘し日本企業の満足する品質の建築を進め完成させた。完成後、この工場は地元で数ある日系工場の中で初めて地元政府から「優秀工事賞」の称号を得ることに成功した。 |
中国への初めての進出企業の会社工場立ち上げにかかる、FS調査、政府交渉、会社設立、組織構築、人材採用、銀行、会計事務所、乙仲、警備会社、食堂運営などのトータルサポート | 中国進出が初めてのN社は社員1,000人を擁し、売り上げ規模280億円程度の中堅企業ながら、社内に中国人材は全くおらず、当社への立ち上げにかかるトータルサポートを委託してきた。当社は会社設立にかかるFS調査、地元政府との設立交渉、許認可書類の作成提出、日本からの機械の無税輸出など会社設立にかかる手続きを全て行った。中国法人設立と前後しての銀行、会計事務所、乙仲、警備会社などの選定も当社から地元で評判の良い数社から見積もりを取り、その結果をN社の社長に報告し決裁を仰ぐ形で決定した。例えば銀行は交通銀行、中国銀行、工商銀行など各行から為替交換レートのサービス、日本への送金手数料のサービスなどを比較し、ベストの交通銀行に決定することにより、数千万円のコスト削減を実現した。乙仲も数社の中から輸出入書類の作成アドバイス、手数料などでベストの亜東国際貨運有限公司を選定することにより、立ち上げにかかる機械の輸入を効率よく行い、また最優遇手数料により他社採用の場合と比べ数百万円のコスト削減も実現した。また人材採用では地元の技術学校と掛け合い最も成績優秀な生徒を優先的に大量採用、地元の大学から優秀な卒業生の採用を行った。今では彼らが基幹幹部となり会社を実質的に運営している。 |
小物雑貨販売会社の中国調達先調査を先導 | 東京にある中堅小物雑貨の販売を手掛ける中堅会社A社は日本で販売する小物雑貨の調達先を探すため、中国への視察調査の先導役を当社に求めてきた。当社ではこれまで培ったルートをもとに調査先として広州交易会、浙江省の小物市場への案内の他、上海近郊の日本企業から委託を受けてすでに数社の製品を受注生産している加工会社、の他福建省、浙江省温州の小物製造工場が集中しているエリアへの視察などを設定し、当社が通訳もかねて全箇所をA社社長、資材調達部長ともに視察して回った。いま日本ではニトリ、ダイソーがこの分野では圧倒的な存在感を示しているが、視察先では面白い商品が山ほどあった。仏像、縫製品、洗濯ばさみ、靴下などなど。 |
ストッキング製造メーカーの中国進出FS調査 | 彦根のY社はストッキングのメーカーの最大手だが中国への進出を検討、中国市場の高級ストッキングの市場ニーズ、市場の発展の可能性を探るため、同社社長の同行調査を伴う中国におけるメーカーの訪問調査、市場におけるニーズの把握のための中国側企業との面談を含む全セッティングを行った。社長の判断により時期尚早とのことで投資は行わなかった。しかしその後の中国市場の発展は目覚ましく、もし投資していればその成功により縮小する日本市場の穴を補って余りある投資ができた可能性があると惜しまれる。 |
包装用段ボール箱の製造メーカーの中国投資のためのFS調査 | 日本で開催された国際見本市に視察に来た中国の地方政府が興味を持ち、合弁会社設立の誘いを受けた。同社社長から地方政府との合弁の可能性も含め同校調査を求められ、セッティングを行い、交渉・通訳も担当。結果日本側が資金的リスクを思って投資には至らなかった。 |
ガラス加工メーカーの中国における委託加工先探索のFS調査 | 東京のガラス加工企業から、中国の信頼できるガラス加工の委託加工先の発掘・同行調査を求められ、深センの台湾独資企業を紹介、同行訪問し通訳・交渉も担当。日本側が中小企業でもあり、資金的に無理をしたくないとの判断により、投資には至らず。 |
タイルの卸業大手の中国からの輸入の可能性調査 | タイル卸大手はコストが安い中国のタイルの輸入を検討し、信頼のおける中国タイルの大手メーカーの紹介を含むFS調査の委託を受けた。中国タイルの最大手を紹介し、同行訪問、FS調査を行ったが、日本側が取引に踏み切れず。 |
陶磁器卸大手の中国からの陶磁器輸入にかかるFS調査 | 神奈川に本社のある大手スーパーなどに有田役などの陶磁器を卸している会社から中国の陶磁器産地から輸入を検討するので、取引可能性企業の紹介も含めたFS調査の委託を受けた。中国の陶磁器の産地の山東省、湖北省、福建省などの産地訪問をアレンジし、同行訪問した。価格、コストなど検討の結果、時期尚早の判断により、取引には至らず。 |
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